
このリトリートでは、人生の終わりに寄り添うドゥーラの知恵と、禅仏教という二つの力強い道を重ね合わせながら学びを深めます。それぞれ異なる視点を持ちながらも、どちらも「本当の自分とは何か」「死とは何か」「意味を感じながら、どう生き、どう死を迎えるのか」という、人間にとって最も深い問いへと参加者を導きます。
エンドオブライフ・ドゥーラの視点は、人生の最終章から今を見つめ直す、地に足のついた理解をもたらします。そこでは、多くの人が「もっと早く知っておきたかったこと」「違う形でしておけばよかったこと」「もっと大切に抱きしめておきたかったこと」に光が当たります。一方、禅は瞑想と自己への直接的な探究を通して、信じることよりも体験することを大切にしながら、心と現実の本質へ意識を向けていきます。二つの伝統が響き合うことで、恐れに向き合い、執着をやわらげ、本来の性質に目覚めるための意味ある時間が生まれます。
「無門関」とは何でしょうか。
「無門関」は、禅の公案集に由来する言葉で、「門なき関門」を意味します。そこに収められた公案は、理屈だけでは越えられない問いを私たちに投げかけます。思考だけで通り抜けようとしても行き止まりに見えるものの、そのことをはっきりと見た瞬間、障壁は姿を消します。さらに深い層では、この「門なき関門」は、自己と他者、生と死のあいだにあると私たちが思い込んでいる分離が、実は幻想であることを示しています。あるのは、この瞬間、この人生、この現実だけです。このリトリートでは、ドゥーラの実践と禅の瞑想を通して、「ただこれだけ」とは何か、そしてそれをどう生きるのかを探究していきます。
4日間を通して体験すること
ワークショップリトリートの最後には、気づきや発見、新たに見いだした意味を日常へ持ち帰るための個人的な誓いを立てます。また、自分の目標、責任、ライフスタイルに合った形で、今後も瞑想を続けることを約束します。その後6か月にわたり、オンラインの夜の集まりが2回設けられ、誓いや瞑想の実践、そしてそこで生じた課題や乗り越え方を振り返る時間が持たれます。
スケジュール:
8月17日(月)
8月18日(火)〜8月20日(木)
8月21日(金)
※スケジュールは変更になる場合があります。
講師について:
Henry Fersko-Weiss
Henry Fersko-Weiss, LCSWは、20年以上にわたり現代のエンドオブライフ・ドゥーラ運動をけん引してきた第一人者です。2003年には、米国のホスピスにおいて初めて本格的なエンドオブライフ・ドゥーラプログラムを創設しました。これまでに何百人もの死にゆく人々とその大切な人たちを支えてきた経験を持ち、このリトリートに深い洞察と共感をもたらします。

20年以上にわたる経験を持つHenry Fersko-Weiss,LCSWは、現代のエンド・オブ・ライフ・ドゥーラの流れを形づくってきた第一人者のひとりです。2003年には、アメリカのホスピスにおいて初となる本格的なエンド・オブ・ライフ・ドゥーラ・プログラムを立ち上げ、この分野の大切な基盤を築きました。その後も、人生の最終段階を迎える多くの方々、そして寄り添う家族や大切な人たちを支え続けています。 その実践には、深い献身とあたたかな思いやり、そして揺れやすい時期に必要な具体的なケアが息づいています。死や看取りについて語る場においても、Henryは豊かな経験をもとに、存在することの意味、尊厳、理解の大切さを丁寧に伝えてくれます。静かに寄り添いながら、人が安心して最期の時間を迎えるための視点を届けてくれる存在です。

価格
要問い合わせ
料金については主催者に直接お問い合わせください
8月17日(月) – 8月21日(金)