
Shipiboの伝統では、彼の名はSanken Mexoといい、「美しく、ひとつに完成された芸術作品」を意味する言葉です。Curiacaの先住民共同体に生まれ、きょうだいの中では3番目として育ちました。10歳のときに重い病を患い、ご両親は、chiric sanangoを特に重視する植物のダイエットの名手である治療者Saniのもとへ彼を連れていきました。その治療のなかで、SaniはJorgeに特別なエネルギーを見いだし、薬用植物や自然と深く関わる道に非常に適していると伝えました。この体験が、Jorgeが植物と癒やしのマエストロになることを生涯の志とするきっかけになりました。
成長後、Jorgeは家庭を築き、4人の子どもの父となりました。その後も別の治療者Sinaのもとで修練を続け、chiric sanangoを中心とした9か月にわたる集中的な植物ダイエタをやり遂げました。この時期に、彼は植物から力強いエネルギーを受け取り、深い学びを得ていきました。やがて患者を迎える儀式で、師の補佐を務めるよう招かれます。ある儀式の最中、植物そのものが癒やしのエネルギーを彼に授けるという深いヴィジョンを体験し、植物のマスター・ヒーラーであり、身体の解剖や骨つぎを専門とするhueseroとしての道が確かなものになりました。
このヴィジョンを境に、彼はマエストロとして自らの癒やしの実践を始めました。以来、PucallpaのShipibo Raoをはじめ、植物医療と癒やしに取り組む複数の組織で活動してきました。「Maestro Jorge Llaves」または「Master Jorge Keys」と親しみを込めて呼ばれ、人体の206の骨それぞれを開き、癒やすための206本の鍵を収めた袋を携えています。ひとつひとつに細やかな注意を払い、卓越した技術と正確さで施術を行う、チームにとってかけがえのない、深く愛される存在です。