
幼い頃からダンスに親しみ、ラテンアメリカへの深い愛情が、彼女の歩みに豊かな彩りを与えてきました。サルサは12年間続けており、なかでもクンビアは今もなおお気に入りの音楽であり、創作の源です。こうしたラテンアメリカの感性は、Cacao Danceの各イベントで丁寧に選ばれる音楽セットにも息づいています。
近年は、神経系の調整に意識的に取り組み、とくに手拍子、シェイク、直感的なムーブメントといったソマティックな身体実践を深めてきました。その流れのなかで出会ったのがエクスタティックダンスです。技術やパフォーマンスではなく、感じることを大切にするその在り方は、彼女にとってすぐにしっくりくるものでした。ダンスの本質は、まさにそこにあると彼女は考えています。
また、ムーブメントは、書くことや話すことと同じように、自分を理解し、感情の調整を支える力強い手段だと捉えています。そして何より、それは喜びに満ちたものであるべきだと信じています。Cacao Danceを通して、ありのままでいられ、自由に動き、気負わずにつながれる場を育み、温かさと直感、細やかな配慮で、自然と魔法がほどけていく夜をつくり出しています。