
シピボのクランデラ
マエストラ・オリンダ・ネテ・アベ
59歳のマエストラ・オリンダは、アマゾン熱帯雨林の奥深く、パホヤン出身です。彼女の癒しの道は幼少期に始まり、地域で尊敬されるクランデラであった母の導きのもとで育ちました。幼いころから、オリンダは母と薬草の親密な関係や、蛇にかまれたときからがんに至るまで、さまざまな症状を支えるためにそれらが用いられる様子を見てきました。
16歳になると母のもとで修行を始め、アヤワスカのセレモニーを導く方法や、家系に受け継がれてきた祖先の癒しの知恵を学びました。母は、祖先の叡智をしっかりと受け継げるように導き、家族と共同体を支える神聖な務めを続けられるよう彼女を育てました。
35歳で母が亡くなった後、オリンダは共同体のクランデラとしての役割に完全に身を置くようになります。その後、ノヤラオ、チリック・サナンゴ、ボビンサナ、ピニョン・ネグロ、アホサチャ、チュリャチャキ・カスピ、レモ・カスピといった力強い植物との厳しいマスタープラント・ダイエタを通して実践をさらに深めました。植物そのものだけを師として受け取るこれらのダイエタが、彼女の仕事の土台となっています。
オリンダの実践を際立たせているのは、その深さと真正さです。多くのシャーマンから学ぶのではなく、彼女はパロ・マエストロス、すなわちマスタープラントだけを唯一の教師として敬っています。植物との直接の関係が、癒しに稀有な純度と強い力をもたらし、彼女のもとに座る人々の深いところまで届いています。
現在もマエストラ・オリンダは祖先の遺産を受け継ぎ、安定した献身をもって変容を促す癒しの体験を届けながら、アマゾンの神聖な知恵を分かち合っています。やさしさと力強さをあわせ持つその存在は、ともに歩む機会を得た人々に畏敬と感謝の思いを呼び起こします。