太極拳
ザマレク, エジプト
身体の内側にとどまる 太極拳は、古代から伝わる内家拳の一つで、道教の高僧・張三豊が発見したといわれています。伝承では、彼が鶴と蛇の激しい戦いを目にした、あるいは心に思い描いたことから、その動きの原理が生まれ、やがて陰陽の哲学への深い理解へとつながったとされています。 陰と陽は、人生の中で互いを補い合う二つの極です。太極拳を通して私たちは、そのあいだをより自然に行き来する感覚を育み、両者の本質的な関係を学んでいきます。意識が深まるほど、感受性や内なる強さが養われ、相手を捉える感覚も研ぎ澄まされ、しなやかに適応できるようになります。 また、太極拳の実践は、今この瞬間への集中を支えてくれます。 多くの恩恵の中でも、このクラスは水のような柔軟さをはじめ、日々の大切な力を育てます。深く学ぶには時間が必要なため、継続する意志と謙虚さも求められます。太極拳は、真理を静かに映す優美な言葉であり、感覚とのつ...